外反母趾の原因は外的要因と内的要因の二つに別れます。

・外的要因

外的要因よして最も多いのが靴です。足に合わない靴やハイヒールを長期間履くことが原因と言われています。

・内的要因

遺伝的な問題があると考えられます。

外反母趾の症状として、足の親指が「くの字」に第2趾の方に曲がって、親指のつけ根の内側が痛むことが特徴です。靴との接触で圧迫部に炎症が生じ、痛みで歩行に支障を来すようになります。前足部に負担がかかりやすい、女性に多く見られます。

外反母趾の治療には保存療法と手術があります。

〈保存療法〉

靴の指導や、装具の処方、運動療法、薬物療法を行います。

〈手術〉

保存療法で痛みが改善しない場合は、足の親指の付け根にある（中足骨）を切る手術を行います。