痛風の主な症状は急な炎症性の関節痛です。激痛が起こり、「風が吹いても痛い」と言われるほど強い痛みを生じる事から「痛風」と呼ばれています。また、痛風の発作には、熱感、腫れ、赤み、そして関節周囲の圧痛などの炎症の徴候が見られます。
【痛みの出る場所】
痛みの出る場所は、足の親指の付け根に多く、足の甲・足関節・膝関節・手関節・肩関節にも痛みが出る事があります。
【痛みの経過】
痛みは突然発生し、しばらくすると治ります。これを『痛風発作』と言い、発作が起きてから痛みが1週間ほど続き、徐々に痛みが和らいでいきます。一般的に痛みのピークは痛みが出てから半日と言われています。
痛風は、発作時のみ症状が現れる場合もありますが、放置すると再発し、症状が慢性化する可能性があります。痛風の症状が現れた場合には、早期の治療を受けることが重要です。