Case 症例から探す

ストレートネック

目次

セルフチェック

  • 1日5時間以上パソコンを使う
  • 猫背である
  • 頭痛がある
  • めまいがする
  • 1時間以上続けてスマホを見続ける
  • 運動不足である
  • 慢性的な肩こりがある
  • 首を左右に回しづらい

ストレートネックとは

ストレートネックとは、本来は前方へゆるやかにカーブしている首(頚椎)が真っ直ぐになった状態を言います。スマホを使用する現代人に多いと言われ、「スマホ首」とも呼ばれています。

【チェック方法】

かかと、お尻、肩、肩甲骨が壁にぴったりつくようにリラックスして立ちます。その状態で後頭部が壁に当たらない場合、ストレートネックの可能性があります。

 

ストレートネックの症状

首の骨が正常な位置にあれば血液はスムーズに流れますが、ストレートネックの状態だと、血液の流れ道、気の流れ道に負担がかかり、気血の巡りが悪くなります。その結果、肩こり・首こりや冷え、イライラや不眠など、様々な不調につながってまいます。

 

ストレートネックの原因って?

ストレートネックの原因は、首がまっすぐになってしまう悪い姿勢を長期間続けることにあります。
背骨は、首から背中・腰と骨盤につながっており、全体を通して緩やかなS字のカーブを描いています。このS字カーブは、身体を上下に動かすときに背骨にかかる負担を和らげる衝撃緩和装置としての働きを担っています。さらに、このS字カーブの真上に頭を置くことで、背骨にかかる負担も軽減される仕組みになっています。

ストレートネックの治療法

治療としては、リハビリをするのが主になります。また、リハビリスタッフから教わったストレッチや運動を自宅で行う事も大切になります。少しずつ症状が軽快していくのが実感できると思います。

 

ストレートネックを予防するには?

ストレートネックを予防するには首への負担を少なくする事が大切です。

●パソコンやスマホを使う時に意識する

パソコンを使用する際は姿勢を意識しましょう。頭が前に出ていたり、肩が前に巻いている場合は注意が必要です。

●枕の高さを合わせる

枕が高すぎる場合は、常に下を向いている状態なので、ストレートネックの原因になりやすいです。また、柔らかすぎる枕は頭が不安定になり、首に力が入りやすく、ストレートネックの原因となりやすいです。適切な高さの枕を使用するようにしましょう。

 

 

author

医学博士亀田 和利

平成12年札幌医科大学卒業後、道内外での病院や海外で臨床・手術の経験を積み、平成28年福住整形外科クリニックを開院。膝関節の治療(PRR療法、再生医療、人工膝関節)を専門としている

[所属]
日本整形外科学会整形外科 専門医、医療経営大学 准教授、人工関節学会、人工関節若手の会、日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医

どんな症状でも
お気軽にご相談ください

ただの肩こりかと思っていても
実は大きな病気が原因の場合もあります。
体に痛み、しびれ、違和感がある場合は
どうぞお気軽にご相談ください。

電話番号はこちら
WEB予約受付中
080-5836-1043(リハビリ直通)
050-5370-1052(診療予約専用)