主な症状は肩を動かした時の痛みや肩の上げにくさ、夜間の痛みです。
発症後、肩周りの筋肉に萎縮が出現しますが、その程度は様々で、ほとんど挙上が不可能なものから簡単に挙上できる場合もあります。
挙上している最中の痛みや、肩のゴリゴリした音がする。手を横に挙げるのを保っていられないなど当てはまる所があれば、腱盤断裂の可能性があります。
加齢や肩への繰り返す刺激や外傷などによって、肩の腱が切れた状態です。
特に肩の棘上筋腱部は挟まれやすく傷つきやすい箇所で、また年齢とともに脆もろくなりやすい性質もあるため、最も断裂を起こしやすい所です。
20歳台までの若年者では、非常に強い力が肩に加わるか,活発な動作(投球など)の繰り返しがなければ断裂は起こりません。しかし50 歳台からは転倒して手をついたような場合でも断裂が起こるようになり、高齢者では自然に断裂したと思われる例が多くなります。原因として肩の使いすぎが推測されます。
断裂が全層に及ぶ完全断裂と、腱の一部が切れる部分断裂に分類されます。部分断裂の一部は自然治癒しますが、,完全断裂では自然治癒はしないと考えられています。
超音波検査は腱板断裂の簡単な検査として有用であり、 MRI 検査は非侵襲的検査の中では最も信頼性が高いとされています。
主な症状は肩を動かした時の痛みや肩の上げにくさ、夜間の痛みです。
発症後、肩周りの筋肉に萎縮が出現しますが、その程度は様々で、ほとんど挙上が不可能なものから簡単に挙上できる場合もあります。
挙上している最中の痛みや、肩のゴリゴリした音がする。手を横に挙げるのを保っていられないなど当てはまる所があれば、腱盤断裂の可能性があります。
完全断裂の場合、高齢の方では保存療法を第一選択とし,、 若年層や活動性の高い方、症状の重い方では手術療法が選択される場合が多いです。
手術をしない場合は、肩の安静と非ステロイド性抗炎症薬によって炎症の緩和を図りますが、夜間痛の強い方に対しては、ステロイドの関節内への注射が有効な場合が多いとされています。
部分断裂の場合はリハビリにて切れていない腱の機能を活性化させる運動を行い、症状の緩和を目指します。
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②診察日:エコー検査やレントゲンなどを用いて診察、必要に応じて薬物療法や装具療法、リハビリなどが処方されます。
③リハビリ:重症度に応じて、マッサージ・ストレッチ・運動療法・超音波治療などを実施し、症状に合わせて自宅でのセルフエクササイズも指導していきます。