体外衝撃波治療(ESWT)

体外衝撃波治療(ESWT)は、体外から音響エネルギー(衝撃波)を痛みの原因となる部位にピンポイントで照射し、
血流改善や組織修復を促し、身体が本来持つ治癒反応を引き出す保存療法です。

足底腱膜炎やアキレス腱炎、テニス肘・ゴルフ肘、石灰沈着性腱炎などの慢性的な痛みに対し、
手術を検討する前の選択肢として整形外科・スポーツ医学の現場で広く用いられています。

福住整形外科クリニックでは、集束型の体外衝撃波治療機器を導入し、
痛みの原因部位にアプローチする治療を提供しています。

こんなお悩み、
ありませんか?

  • 手術を勧められたが、できれば避けたい
  • 何ヶ月も、何年も同じ痛みが続いている
  • リハビリや注射を続けているが、改善しない
  • 「治るまで時間がかかる」と言われ、半ば諦めている
  • 仕事・家事・スポーツを早く元に戻したい
  • 足底腱膜炎やテニス肘などと診断されたが、有効な治療法が見つからない

ひとつでも当てはまる方は、
体外衝撃波治療が新たな選択肢になる可能性があります。

体外衝撃波治療(ESWT)とは

衝撃波とは、「圧力の波」のことで、音速以上の速さで伝わります。飛行機や爆発の際に発生する衝撃波などは知られていますが、実際に医療で使う場合にはエネルギーを小さくし、治療に適したエネルギーに調整して身体の組織へ照射します。

体外衝撃波治療は、痛みの原因となっている組織に体外から衝撃波(音響エネルギー)を照射し、自然治癒力を高める治療法です。

体外衝撃波治療のイメージ
  • メスを使わない非侵襲的な治療
  • 入院不要外来で受けられ、その日のうちに帰宅可能
  • 短時間の治療1回の照射時間は10分程度

もともとは尿路結石を体外から破砕する技術として医療に導入され、その技術が整形外科・スポーツ医学分野にも応用されるようになりました。

体外衝撃波が痛みの原因部位に届くイメージ

痛みの原因となっている腱や筋肉の付着部、骨にエネルギーを与えることで、血流を改善し、組織の修復を促す治療として世界各国で活用されています。

従来の保存療法で十分な改善が得られない場合に、手術を検討する前の治療選択肢のひとつとして注目されています。

福住整形外科クリニックが
体外衝撃波を導入したきっかけ

当院では、平成28年の開院以来、「患者さんを笑顔にする」という想いのもと、できるだけ早く痛みを改善し、できるだけ早く元の生活に戻っていただきたいという気持ちで治療に取り組んできました。

体外衝撃波は、患者様の痛みの原因となっている組織に働きかけ、さらに組織の修復を促す可能性がある治療と考えています。身体への負担が少なく、短時間で症状の改善を目指す新たなアプローチができる治療法のひとつと考え、当院では体外衝撃波治療を導入いたしました。

当院における
体外衝撃波治療の主な特徴

1体外衝撃波の専門スタッフの指導のもと、痛みの原因を丁寧に評価し、アプローチする

当院では、整形外科診療および体外衝撃波治療の経験を重ねた医師が診察を行い、治療部位の検査、治療を行っております。また、日本体外衝撃波医学会で認定資格のあるスタッフが、医師と連携し治療を行っております。当院では、多くの専門知識と技量を持ち合わせたプロフェッショナルなスタッフが指導し治療対応しております。

確実な診断

当院では、体外衝撃波治療において経験を重ねた医師が、痛みの原因や病変部位をできるだけ正確に把握したうえで、照射する部位を決定します。そのため、体の解剖・組織を正確に確認するためエコー検査を行っています。エコーで「明らかな病変部」を特定して照射しております。また、エコーだけでは評価が難しい深部の病変や周囲組織の損傷については、MRI検査も併用し、より正確に病態を把握したうえで治療につなげます。

疼痛をフィードバックして治療

体外衝撃波治療では、画像だけでなく、患者さんが実際に感じている痛みも大切な情報です。治療中に、「いつも痛みがでるところですか?」などと何度も確認しながら、患者さんからの反応をフィードバックして、症状の原因となっているポイントを探しながら照射します。

「痛い場所」だけが治療する場所とは限りません

痛みを感じている場所と、実際の病変部位が必ずしも一致するとは限りません。また、病変部だけでなく、その周囲の筋肉や腱などへのアプローチが必要となる場合もあります。当院では「なんとなく当てる」のではなく、診察・画像所見・患者さんの反応を組み合わせて、疾患や身体の状態を総合的に評価し、一人ひとりに合わせた治療を、プロフェッショナルなスタッフが連携して行っております。

2体外衝撃波の治療機器について

体外衝撃波の治療機器には、集束型(FSW)と拡散型(RPW)があります。

集束型(FSW)は、身体の深部までエネルギーを届けることができ、比較的高いエネルギーでの照射が可能です。一方、拡散型(RPW)は、皮膚に近い筋肉や腱など、比較的浅い組織への治療に適しています。

集束型と拡散型の体外衝撃波の違い
  • 例えば、膝関節の治療において、骨・軟骨などの深い病変部には集束型の照射を行い、膝関節周囲の浅い組織の炎症(関節の腫脹など)には拡散型を使用するなどして、治療を分けることがあります。
  • 集束型では照射するエネルギー量を調節しながら治療を行います。照射部位、痛みの強さを調整しながら、徐々に出力を調節します。痛みの感じ方には個人差があるため、初めて治療を受ける方や痛みに不安のある方にも、治療中に相談しながら、一人ひとりに合わせた強さで照射を行っています。

当院の体外衝撃波治療

当院では、集束型(FSW)の体外衝撃波治療機器を導入しています。

集束型(FSW)は、痛みの原因となっている部位にピンポイントで照射することが可能です。

  • 表面的なマッサージでは届きにくい、深部の腱・筋肉・付着部、骨にまでアプローチ
  • 触診や検査で特定した痛みのポイントを狙って照射

靱帯、腱、筋肉の他、骨・軟骨の深い部位にも照射できる治療であり、「手術のほかに、痛みの改善を目指す治療のひとつ」と考えております。

3自然治癒力を引き出す治療メカニズム

体外衝撃波の主要な効果

  • 痛みを抑える痛みを伝える神経に働きかけ、痛みをやわらげます。治療直後から痛みが軽減する方もいます。効果には個人差があり、すべての方に同じ効果が得られるわけではありません。
  • 組織修復を促す血流を改善、成長因子などに働きかけ、傷んだ組織の修復を促します。
  • 骨の修復を促す骨をつくる細胞に働きかけ、骨の修復、治癒を促します。
  • 筋肉の緊張をやわらげる硬くなった筋肉の緊張をほぐし、動きやすい状態へ導きます。
  • 「治る力」のスイッチを入れる
    (メカノトランスダクション)
    衝撃波の刺激がマクロファージに働きかけ、炎症から修復へと切りかわる反応を促します。

※効果には個人差があり、すべての方に同じ効果が得られるわけではありません。

体外衝撃波治療は、血流の改善や組織の修復を促し、痛みの悪循環を断ち切ることで、身体が本来持っている「治る力」を引き出すことを目指す治療です。

また近年では、体外衝撃波治療だけでなく、超音波ガイド下注射やリハビリテーション、PRPなどの再生医療と組み合わせて治療する「コンビネーション治療」も行われています。それぞれの治療の特徴を活かしながら、痛みだけでなく、その原因となる組織や身体機能にも多方面からアプローチすることができます。

4切らない・入院不要・短時間・通いやすい

体外衝撃波治療は、メスを使わず、入院の必要もありません。
1回の治療時間も短く、仕事や家事、スポーツを続けながら治療を受けられることも大きなメリットです。

5スポーツ医療の現場でも使われている信頼性

体外衝撃波治療は、身体への負担が少なく、手術を検討する前の治療選択肢のひとつとして用いられています。特にスポーツ医療の現場では、スポーツ障害や慢性的な腱の障害などに対し、競技への早期復帰を目指す治療として活用されています。

「できるだけ早く競技に復帰したい」「ベストな状態で試合に臨みたい」

そのようなアスリートはもちろん、
「痛みを改善して、また思いきりスポーツを楽しみたい」というスポーツを楽しむ方にとっても、体外衝撃波治療は新たな治療選択肢のひとつです。

6福住駅直結・大型駐車場完備・大型スーパー併設
便利で通いやすい立地

当院は、「福住地下鉄駅・バスターミナル直結」で、「大型駐車場」も完備しており、公共交通機関でもお車でも通院しやすい環境です。

また、クリニックのある施設内には、スーパー「ロピア」をはじめ多くの店舗があり、通院の前後にお買い物などもしていただけます。

夕方診療している日もあり、お仕事帰りの方や、スポーツを続けながら治療したい方にも通院していただきやすい環境を整えています。

近隣の方はもちろん、遠方から通院される方にも、できるだけ無理なく治療を続けていただけるよう努めています。

体外衝撃波治療の
対象となる主な疾患・症状

当院では、国際衝撃波治療学会(ISMST)のガイドラインや国内外の医学的知見を参考にしながら、症状や病態に応じて体外衝撃波治療の適応を判断しています。

主に以下のような疾患・症状に対して、体外衝撃波治療を行っています。

体外衝撃波治療のイメージ
  • 足底腱膜炎
  • 肩石灰性腱炎
  • テニス肘・ゴルフ肘
  • 肩関節周囲炎(五十肩など)
  • 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
  • アキレス腱障害
  • ばね指、ドケルバン病、ヘバーデン結節、母指CM関節症などの手・指の疾患
  • 骨折、靱帯損傷
  • 変形性膝関節症、半月板損傷
  • 腰痛(仙腸関節、椎間関節などに由来する痛み)
  • 変形性関節症に伴う痛み
  • 肩・膝・股関節周囲の慢性的な痛み
  • スポーツ障害全般(シンスプリント、オスグッド病、投球障害など) 等

※すべての疾患・症状に体外衝撃波治療が適しているわけではありません。

※当院では、体外衝撃波治療の経験を重ねた整形外科医が、診察や画像検査などから痛みの原因を丁寧に評価し、体外衝撃波治療が適しているかを判断します。

※上記以外にも、症状や病態によって体外衝撃波治療を検討できる場合があります。詳しくは診察時にご相談ください。

これまでの治療で
痛みが改善しなかった方へ

「治療を続けているけれど、なかなか痛みが改善しない」
「できれば手術以外の治療も検討したい」

そのような方にとって、体外衝撃波治療が新たな治療の選択肢となる場合があります。

体外衝撃波は、すべての痛みに効果がある治療ではありません。しかし、これまでの治療で十分な改善が得られなかった慢性の痛みやスポーツ障害などに対して、新たな治療の選択肢となる場合があります。
まずは、長く続く痛みでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

  • WEB予約
  • LINE予約

治療の流れ

  1. 1

    診察・検査

    医師が診察を行い、必要に応じてレントゲン、エコー、MRIなどの検査を行い、痛みの原因や病態を詳しく評価します。

  2. 2

    適応の判断

    診察・検査結果をもとに、体外衝撃波治療が適しているかを医師が判断します。

  3. 3

    治療の予約

    体外衝撃波治療の日程を予約します。疾患や症状に応じて、リハビリテーションの予約も行います。

  4. 4

    治療当日

    治療前の評価・リハビリ指導

    必要に応じて、照射前に身体の状態や動きを評価し、治療後にご自宅で行っていただくセルフリハビリについてもご説明します。

    体外衝撃波治療

    医師または医師の指導のもと専門スタッフが照射を行います。照射時間は10分程度です。治療中も痛みの部位や強さを確認しながら、照射する場所やエネルギーを調整して治療を行います。

  5. 5

    リハビリテーション

    疾患や症状に応じて、体外衝撃波治療とリハビリテーションを組み合わせて治療を行います。筋力や柔軟性、身体の使い方などを評価し、症状の改善だけでなく、再発予防やスポーツ・日常生活への復帰を目指します。

  6. 6

    必要に応じた追加治療

    症状や治療後の経過に応じて、体外衝撃波治療を複数回行うことがあります。

    また、足底の疾患などでは、必要に応じて義肢装具士やシューフィッターとも連携し、インソールの作製や、足に合わせた靴のフィッティング・調整(シューズチューニング)を行っています。

体外衝撃波の料金

保険診療

難治性足底腱膜炎と診断され、保険適用の条件を満たす場合は、体外衝撃波治療を保険診療で受けることができます。難治性とは、6か月以上にわたり保険診療における従来の保存療法を行っても、十分な改善がみられない場合をいいます。

負担割合治療費
3割負担15,000円
2割負担10,000円
1割負担5,000円

※診察料等は別途かかります。この保険者負担額は診療報酬点数に基づく全国共通の基準です。

自費診療

当院では予約診療料として頂いております。

5,500円(税込/1回)

※診察料・運動器リハビリテーション料等は別途かかります。

※主なリスク・副作用:照射中に刺激や痛みを感じることがあります。治療後、一時的に痛みや赤み、腫れ、重だるさなどが出ることがありますが、多くは数日以内に自然に治まります。

その他

症状や治療内容、治療方法などにより、費用が異なる場合があります。詳しくは診察時にご相談させていただきます。

よくある質問

Q 治療中に痛みはありますか?副作用はありますか?
A

照射中に刺激や痛みを感じることがありますが、患者さんの痛みを確認しながら出力を調整して治療を行います。治療後、一時的に痛みや赤み、腫れ、重だるさなどが出ることがありますが、多くは一時的なもので、数日以内に自然に治まることがほとんどです。

Q 保険は適用されますか?
A

難治性足底腱膜炎で、6か月以上にわたり保険診療における保存療法を行っても十分な改善がみられない場合は、保険診療の対象となります。その他の疾患(テニス肘や変形性膝関節症など)については、原則として保険外診療となります。

Q 何回くらい受ける必要がありますか?
A

1回の治療で症状の改善を実感される方もいますが、必要な治療回数は疾患や症状の程度によって異なります。

当院では、最初から複数回の治療を前提とするのではなく、「まずは1回治療を行い、その効果をみながら次の治療を考えていきましょう」とお話しすることが多いです。

複数回の治療を行う場合には、症状の変化を確認しながら、2~3週間に1回程度の間隔で、3回程度行うことが多いです。

Q リハビリや他の治療と併用できますか?
A

はい。疾患や症状に応じて、リハビリテーションや超音波ガイド下注射、PRPなどの治療を組み合わせることがあります。衝撃波で痛みを緩和しながらリハビリを行うことで、症状の改善につながる場合があります。体外衝撃波だけでなく、それぞれの治療の特徴を活かしたコンビネーション治療により、痛みやその原因となる組織、身体機能に多方面からアプローチします。

Q 効果はいつ頃から感じられますか?
A

治療直後から痛みの軽減を感じる方もいます。一方、体外衝撃波による組織修復の反応は徐々に進むため、効果の現れ方や時期には個人差があります。

治療後の経過を確認しながら、必要に応じて複数回の治療やリハビリテーションなどを組み合わせ、症状の改善を目指します。

Q 治療を受けられない場合はありますか?
A

妊娠中の方、治療部位に悪性腫瘍がある方、出血しやすい状態にある方など、体外衝撃波治療を行えない、または注意が必要な場合があります。

Q 治療後、すぐに帰宅・運転はできますか?
A

基本的には、治療後そのまま帰宅していただくことができ、運転も可能です。日常生活も通常どおり行っていただけることが多いですが、治療部位や症状によっては、治療当日の激しい運動などを控えていただく場合があります。治療後の運動については、医師やスタッフから個別にご説明します。

どんな症状でも
お気軽にご相談ください

ただの肩こりかと思っていても
実は大きな病気が原因の場合もあります。
体に痛み、しびれ、違和感がある場合は
どうぞお気軽にご相談ください。

電話番号はこちら
WEB予約受付中
080-5836-1043(リハビリ直通)
050-5370-1052(診療予約専用)